モブトエキストラ

左利きのメモ魔が綴る名もなき日常

「東京放置食堂」を見た話

昨日、テレビの番組表を見たら、片桐はいりさんがドラマに出ると書いてあったので録画した。そのドラマは『東京放置食堂』というタイトルで『かもめ食堂』を想起せずにはいられない。はたしてどんなドラマなんだろう?と少しワクワクしながら寝た。
で、さっきドラマを見た。
物語は住所が東京でありながらコンビニもない、小笠原諸島の大島を舞台に繰り広げられる人間模様を描いたもの。
片桐さんは元裁判官で、仕事に疲れて大島にやってきた。そこで居酒屋を営業している工藤綾乃さんと出会い、2人は助け合ってお店を営業しているという設定。テキパキしていて、通りすがりの学生が2人乗りしてれば注意するし、靴紐がほどけていれば教えてあげるといった感じの人格者として描かれていた。
一話完結型で見やすいのと、自然の美しさを強調するカメラワーク、毎回ゲスト俳優さんが登場する事が特徴。
驚いたのが番組の最後。EDテーマが流れてスタッフロールが終わった後に「この番組はアプリ『放置少女』を元に作られています」って書かれていた。
「えっ?どゆこと?」
謎の一言に頭の中はクエスチョンマークが咲き乱れた。検索するしかない。
「放置少女」原案の新ドラマ「東京放置食堂」が本日深夜1時10分放送開始
番組の公式サイトにはその点に関して詳しく書かれてなかったけど、4gamerさんの記事に載ってた。放置されてる間に強くなるゲームシステムから着想を得て、誰も居ないような土地で人間としてたくましくなる事をドラマにしたみたい。その記事の中に撮影スタッフが『孤独のグルメ』のチームとも書かれていて、『かもめ食堂』と『孤独のグルメ』と『放置少女』というコラボレーションは面白いなぁと感じた。とりあえず毎週見てみようと思う。

(おわり)