お久しぶりの
Minecraftで大型アップデートが来ると聞いてから、少しずつやり始めた。日々の日記に書いてきたけど、まとめて一つの記事にしておく。
このゲームの楽しいところは作ろうと思えば大体の物がなんとなく作れるところ。これは逆に言えば、作りたいものが無くなったら虚無の塊になる。何回も経験してるので間違いない。
今回まず作ろうと思ったのが、崎陽軒のシユウマイ弁当。マイクラを始めたら100人が100人作ると思う。(嘘)
今までは60×60マスで作ってたけど、私がやっていない間に上空と地下の限界点が拡張されたらしく、今回は縦100マスで作った。横は忘れた。
パッケージだけだと寂しいので、お弁当の中身も作った。シユウマイはそれっぽく見えるけど、煮魚と唐揚げが難しすぎて途中で諦めた。美味しいものはだいたい茶色い。
次に作ろうと思ったのが街。この壁画を作った場所はゲーム内に生成された街の近くで、中華街っぽくアレンジできそうな感じはあった。
ただ、海に面している事から横浜をモチーフにした港町にしようと思い付いた。でも、それだといつものように飽きる可能性があると思って、水の上に浮かぶ街として「トンクウ」を作る事にした。
トンクウはポポローグというニッチなゲームの中に出てくる街で、タイとかベトナムみたいに舟が生活に密接に関わっていて、ランドマークとしてはタイガーデパートとドラゴン商会という二つの建物がドンとある。
で、それを作るにあたっては当然、設計図が必要になるが、そんなの持ってないので、知らない人のポポローグ実況動画をスクショして、それを貼り合わせて全体図を朧げに作った。
↑これ作るのにかなり時間かかったけど、どのくらいかかったのか忘れた。
↑クリエイティブモードで作ってるので、fillコマンドを使いまくって整地。とはいえ街を1つ作るサイズなので、山を一つ消したり、海底を掘り下げたり大変だった。何時間かけたのか忘れた。
トンクウの街に関しては攻略本にデザイナーさんが描いた絵があって、それを見るとラーメンに入ってるナルトみたいに通路がグルグルしていた。
マイクラはキューブが基本なので、無理に道を曲げるよりもグルグルさせたほうが簡単。
↑まず、全体像が分かりやすいようにマイクラ内の地図。
門。
ポポローグでは海底トンネル内部には何もなかった印象。寂しいのでイカが泳いでる水槽作った。
自分がタイガーとドラゴンどちら側に居るのか分かるように砂岩ブロックで視覚化するデザインにした。
川を跨いで洗濯物が干されている風景こそ、トンクウの心臓だと思って頑張った。どんな箱庭ゲームもそうだけど、無機質なゲーム空間の中に、いかに生活感を持たせるかが腕の見せ所。
トンクウのあちらこちらには植木鉢と、生活用水を確保する為なのか壺が置いてある。大型アプデのおかげで壺が追加され、再現度がアップした。
踊りを見ながらお酒が飲める盛り場。
地下に厨房を作りつつ、隣にはダンサー達の控室がある。これ作るのもかなり時間かかった。
敷地面積が限られているので、どうしても寸法が合わないところも出てくる。デパートなんかはとくにそう。仕方ないので、とりあえずそれっぽく見えるように作った。
ポポローグの面白い要素として、世界のあちこちに散らばっているロボットのパーツを集めて、トンクウに住んでいるロボット好きな住人に渡すと、ロボットを組み上げてくれて、そのロボットが傭兵として戦ってくれるという胸熱展開がある。でも、弱すぎて使えなくて全てプレイヤーが泣く事になる。
その名はゼノン。名前かっこいいけど弱い。
とりあえずそれっぽいものを作って満足した。
崎陽県トンクウ市
トンクウの他に作ろうと思ったのが中銀カプセルタワービル。マイクラと相性が良いんじゃないか?と思って作り始めた。
精米所の間に中銀カプセルタワーっぽいものを作りたくなった。#Minecraft pic.twitter.com/NJDfVR6nF5
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2023年4月22日
インパクトが足りないから、偶然近くにあった沈没船をfillコマンドで引き上げて、移動させてビルに組み込んだ。あとで改築したい。 pic.twitter.com/PShTNrOtoQ
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2023年5月4日
もうちょっと横幅を取るべきだったかもしれない。
長細くなってしまって、思ったよりもインパクトが出なかった。そこで、偶然近くの海底にあった沈没船をcloneコマンドで引き揚げて、タワーにドッキングした。あと苔を生やしたり、ツタを垂らしたらカッコ良くなった。
「親方!空からハチミツがぁっ!」
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2023年5月20日
住民がいつでもアスファルトをペロペロできるギミックを実装した🐝 pic.twitter.com/rWp9luw2qh
生物が住んでいる感じが欲しかったので、蜂の巣を外壁に付け、空からハチミツが降ってくるギミックを足したら楽しくなった。
内装については画像検索して、なるべく再現してる。でも、全ての部屋が同じだと面白くないので、ちょっとずつ変えた。
本日6/21朝刊文化面トップは#中銀カプセルタワービル
— 読売新聞 文化部 (@YOL_culture) 2023年6月21日
昨年惜しまれつつ解体された#黒川紀章 設計の傑作建築
カプセル23個は千葉県内で修復
、一つはサンフランシスコ近代美術館へ。さらに国内外に設置、収蔵 pic.twitter.com/PnoO9u6x8v
あ、そうそう。カプセルタワーについてはリアルな話として、保存プロジェクトが進んでいて、美術館に引き取られていたりする。
他に作ったものといえば精米所。
ちょうどこの頃、格ゲーマーのウメハラさんが徒歩で故郷の青森を目指すという企画をやっていて、その旅の途中にあった精米所の写真を撮っていたので、これは組み込もうと思って作った。
タワーの中に住んでいる人の目線になれば、どこで食料を得るのかというのは当然ながら必要な話。
自給自足は大切。以前、ゲームさんぽでfalloutの世界を農業とバイオ技術者の目から見て散歩する回があったんだけど、その時に同じ作物だけを育てると畑に連作障害が出てしまうと言われていた。なので、なるべく複数の作物を育てたほうが良いという事を思い出して、小麦が主体の畑に害虫防止用の花とニンジンを足した。
回転寿司が食べたくなったので、ビルの左の方に作った。外観はとある台湾の食堂のデザインから引っ張ってきてる。自動ドアを作るのが地味に大変だった。マイクラ内に寿司はないし、回せないのでネコをトロッコに乗せて1階から2階を回るように設計した。にっこり
タワーの右側には市場を作った。
手間のほうに植物のマーケットがあって、中央の通路は食べ物や農作物がメイン。交差する横の通路は装備品とか本屋がメインになってる。それぞれ家が併設されていて農作物は2階で育てている。
それと今まで旗を活用できてなかったので使ってみる事にした。まずはレインボーフラッグを作った。
市場の奥には広場があり、そこにラーメン屋台を配置した。「ラーメン」という旗を作る事に成功できたのは、偶然YouTubeで見たサイバーパンクなラーメン屋を作ってる動画のおかげ。その中でラーメンという旗を使っているのを真似させてもらった。
桜バイオーム探した
桜バイオームを探す旅 pic.twitter.com/dpxMWxlYyO
— 川尻こだま (@kakeakami) 2023年6月19日
ある程度、本拠地ができてきたので、大型アップデートの目玉である桜バイオームの捜索に着手。
Twitterに漫画投稿してる川尻こだまさんも桜バイオーム探してるっぽかった。マイクラのまとめ本パート2希望🙏
私の場合、本拠地から2000マス以上離れた場所でやっと確認できた。
花びらが舞い散る中を散策するのは心が弾む。
見慣れたブタさんやニワトリさんがいつもより可愛く見える魔法。でも遠いよなぁ…。
という事でネザーゲートを利用したワープを使う事にした。攻略サイトによると日常世界における8歩がネザー世界における1歩だそうで。
それを信じた私は計算して、ネザー内で目的地と思われる地点にゲートを作ったが、全く知らない場所に出た。正直無駄な時間だった。
最初から目的地にゲート作って、ネザー内で開通させればよかったと思う。
拠点と桜バイオームのゲートが開通した事で、往来がとても簡単になった。レール作るのに時間かかったけど本当にこれは便利。
桜バイオームに何を作ろうかと考えていたら、断崖絶壁の下に前哨基地があるのを発見。
まずはcloneコマンドで上まで持ってきて、使用するブロックを桜ブロックに変えてみた。
なかなかの存在感。
前哨基地の最上階はSEKIROの梟戦みたいな感じになってるので、今回のアプデで追加された竹ブロックを使って畳に見えるようにしてイメージを寄せた。
とりあえず前哨基地は物見櫓という位置付けに。
次に居住スペースとして長屋を作った。
私は建築に興味がない人間なので、建築技術は低いし、穴を掘ってその中を家にするレベルしかない。
なので「江戸時代」「長屋」で検索して、見様見真似で作った。
長屋の中は狭いけど、デフォルトで生成される村の3×3の家よりは広い。共同トイレと井戸も追設。
トイレに関しては現在、さらに改造して垂直に穴を掘ったら真下に坑道があったので、垂直落下&ソウルサンドの水中エレベーターを作った。トイレの中に飛び込んで移動するというアイデアは良き。
ラーメン屋台が作れるなら蕎麦屋も作れるだろうと作ってみた。蕎麦屋の暖簾もできた。
残念ながら、このゲームに麺料理は実装されてないのでフード表現はできない。
蕎麦屋の隣には反物屋を作った。
桜バイオームだとブロックの色が余計に鮮やかに見える。
外観重視で入口にドア付けてないから夜になったら100%ゾンビに襲撃されるけど、職人みんな頑張ってほしい。「生きろ。」like a もののけ姫。
蕎麦以外にも何か食べたい。できれば甘いやつ。
という事で茶屋を作った。桜ブロックとの相性がとても良い。椅子として昆布ブロックを配置した時に気付いたのが、この配色はモンスターファームのモッチーだという事。こうやって経験が活きてくる。
例えば伊豆大島では椿が多くあって、その椿から油を取って特産に変えている。せっかく桜バイオームがあるのだから、暮らしに取り入れる関係性が欲しい。という事で養蜂に着目。いつもなら自動回収機にしてしまうところ、こちらでは敢えてアナログのほうが良いだろうと、ゴーストオブツシマで見た対馬式のデザインにした。ハチミツを特産品にしよう。
住人の数と比べると明らかに食糧が足りない。
近くに段々があったので、ここら辺に棚田を作る事にした。マイクラでは棚田式がポピュラー。
でも、種を撒く作業が面倒臭い。そこで、それは農民にやってもらう事にした。畑の近くに家を配置して、すぐに植えてもらえるようにした。
本当は段差の部分に横穴式の家を作る予定だったけど、段差が高すぎると農民が最下層まで流された時に帰ってこなくなる事があって、仕方なく家を横に配置した。
基本的には植えてくれるだけでいいので、それ以外の時間は家の中で待機してもらいつつ、交換所みたいな感じでいて欲しい。鐘と合わせればまだ改善できると思う。
断崖絶壁に作ったので壁面を適当に掘った。
落ちたら死ぬけど、お花を植えて誤魔化した。
ちなみに水で押し流されて最下層に溜まった作物はホッパーで物見櫓に運ばれる。
長屋があるということは反対に地方の豪族、いわゆる金持ちもいるはずだという事で豪華な屋敷も作った。ここもやはり、ドアを設置してしまうと外観が合わない。透明な白いガラスを障子に見立てて配置してるのでセキュリティ面はガバガバ。
ボタンを草履に見立てる事で、ゾンビ達が上がってこれないようギミックを施した。ピストンブロックは有能。
内装はこんなもん。
移動手段であるお馬様。彼らの場所も作った。
こちらも粘着ピストンで柵を設置。レバーで開閉管理する。
現在は上から垂れていたマグマを利用して、その近くに温泉施設を作ってる。建物のアイデアが浮かばない。
何もねえ村
桜バイオームを探してる時、この近くに村を発見した。交流が欲しくなったので駅を作る事にした。
こんな感じ。地形を利用して作ったので、穴掘りの時間はあまりかかってないけど、線路作るのに時間かかった。桜バイオームは風景が良いけど、地下空間と雪原は見るものがない。
駅はこんな感じ。
何もない村は山岳地帯に生成され、村の大部分が高低差で分断されている為、住民達の行き来がまともにできず、村として機能してるように思えない。
可愛そうなので大きな階段作ってあげた。面倒くさかった。
次に作ったのがセイコーマート。
北海道胆振東部地震が発生した際、自家発電をして食糧を提供し続けた北海道が誇る要塞である。
なんもねぇ村に足りないものを全て持っているので作る一択。しかし、私はセイコーマートに行った事がないので画像検索して作った。他のコンビニと違って食糧が豊富っぽい。
バックヤードは巨大な倉庫にしつつ、住民が眠るスペースも確保した。ただ、こちらもまた外観との関係でドアがないのでゾンビ視点だと襲撃したい放題になってる。バックヤードまで来れない人は死が待ってる。試される大地仕様。
桜バイオームと何もない村の位置関係はマップで見るとこんな感じ。
基本は桜バイオーム>拠点>何もない村
という配分で開拓したいところ。
ただ、大型アップデートで追加されたスニッカーズみたいな名前の動物がいるらしい。海底神殿で卵を拾ってきてマンマミーヤすると出会える事までは把握したので、桜バイオーム探索中に見つけた神殿に行ってみたい。そのためにはまたゲートを作って繋げないといけない。
めんどくさい。でもスニッカーズ食べたい。
(おわり)